グリーン電力証書市場は2015年に3倍規模に

再生可能エネルギーによって得られた電力の環境付加価値の、取引可能な証書またはそれを用いる制度であるグリーン電力証書(REC:Renewable Energy Certificates)は、米国での再生可能エネルギーの成長を支える大規模な財政出動と法制化によって、近年急速に成長した。RECは、グリーン電力1MWh(メガワット/時間)の発電に対する環境的な指標であるが、それは、風力発電、太陽光発電、水力発電、地熱発電、バイオマス発電などの新しいエネルギーが化石燃料にとってかわるために、市場に有効であると考えられている。RECには、州レベルのRenewable Portfolio Standards(RPS制度、電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法)による規制の市場と、企業などが環境に対する取り組みを表明するために証書を購入する自発的な市場の二つがある。
米国の環境エネルギーなどの地球環境保護に関するクリーン技術関連市場の専門調査会社パイクリサーチ社の調査レポート「グリーン電力証書市場の分析と予測:需要と供給動向、政策要因、問題点と課題、主要関連企業 - Renewable Energy Certificates: Supply and Demand Dynamics, Policy Factors, Industry Issues and Challenges, and Key Players: Market Analysis and Forecasts」は、REC市場は今後数年間成長が見込まれ、RECの取引額は、2015年には規制によるものだけで少なくとも50%以上成長し、1億7900万MWhに達するだろうと報告している。米国連邦レベルのRenewable Portfolio Standardも含めたシナリオでは、REC市場は2015年に3倍規模の3億2900万MWhに達するだろうと、パイクリサーチ社は予測している。
(プレスリリース訳)






ウィンドウを閉じる
COPYRIGHT(C) 2010 DATA RESOURCES, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.