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スマートフォンのトラフィック対策における展望と課題

基地局セクタ数増加、オフロード、仮想ネットワーク化、制御系信号管理がキーポイント

 

出版社 出版年月価格 ページ数
ROAホールディングス
ROA Holdings
2012年3月お問い合わせください 56

※本体価格:95,000円(冊子体、電子媒体)、98,000円(冊子体+電子媒体)。

サマリー

 

本レポートの紹介

モバイルキャリアのネットワークが通信障害を引き起こし、社会問題になっている中で、本レポートは単にスマートフォン急増による通信障害やその周辺の課題に焦点を定めた内容ではなく、今後のトラフィック対策としてキャリアや関連プレイヤーが推進していくべき具体的な施策やヒントに焦点を絞り提示すると共に、その市場規模を現時点での推測をベースに算出している。

レポートサマリー

エグゼクティブサマリー

 2011年後半から2012年にかけて、モバイルキャリアのネットワークが複数の通信障害を引き起こした。携帯普及率が100%を超えた日本において、モバイルネットワークはライフラインとして必要不可欠な重要インフラになっており、通信障害はまさに一般ユーザーの生活に深刻な影響を与えた事件だったと言える。

これまでにもモバイル通信の障害はあった。災害や事故の類である。しかし、今回のようにスマートフォンという汎用端末の急増によって、それを通常利用していることがそもそもの原因となるケースは初めてのことである。キャリアが批判の的にされたのもやむを得ない事態となった。

しかし、決してキャリアばかりが責められることではない。仮に2011年におけるスマホユーザーのここまでの急増を予想できたとしても、アプリケーションを含めたスマホの使い方そのものが従来のフィーチャーフォンの安定インフラをここまで揺るがせてきたのである。キャリアだけでなく、ユーザーも含めて社会全体、あるいは国際社会全体としてこの問題と向き合って考えていく時期に来たと考えられる。

本レポートでは、単にスマホ急増による通信障害やその周辺の課題に焦点を定めた内容ではなく、今後のトラフィック対策としてキャリアや関連プレイヤーが推進していくべき具体的な施策やヒントに焦点を絞り、その市場規模を現時点での推測をベースに算出する試みで作成された。

トラフィック対策の定義は複数存在すると思われるが、本レポートではスマホユーザーによる端末の通常利用の可能な環境を維持するための施策として広義に捉え、以下の分類について解説している。

[図]トラフィック対策分類

[図]日本トラフィック対策市場規模予測(2012-2016年)

ラフィック対策のための市場規模は年々減少傾向の予測を示しているが、これは対策費としての性格上、ネットワークが改善していく前提であれば不自然ではないと考えている。オフロード戦略としてのWi-Fi対策はここ数年でピークを迎え、その後は3.9Gへの移行とネットワーク設備の処理機能の増強が戦略の中心になっていくと思われる。

ただし、本レポートの目的は想定される対策費の市場規模の推計ではなく、具体的なトラフィック対策の最新事例やヒントを提案していく点にある。特に最近、世界各国で同様の問題に直面するプレイヤーによる最新ソリューションの導入が進んでおり、中には制御系通信に対応する解決策や基地局/ネットワークの仮想化も含めて日進月歩で改善が進んでいる。従って、今後のさらなる通信障害の発生やキャリアのネットワーク戦略の方向性によっても、対策費の市場規模予測は上下に大きく変動することが予想される。

本レポートが、キャリアやネットワーク機器ベンダー、エンジニアリング等その周辺プレイヤーの今後のネットワークやスマホ事業戦略を立てる上での参考資料になれれば幸いである。

 



目次

目次

エグゼクティブサマリー

1 トラフィック対策の概要
 1-1 スマートフォンによるトラフィック問題提起
 1-2 トラフィック対策の定義
  1-2-1 キャリア対処
  1-2-2 ユーザートラフィックコントロール

2 事業分析
 2-1 バリューチェーン

3 ロードマップ分析

4 各社の取り組み
 4-1 移動体通信事業者
  4-1-1 NTTドコモ
  4-1-2 KDDI
  4-1-3 ソフトバンクモバイル
 4-2 ネットワーク機器ベンダー
  4-2-1 NEC
 4-3 新規通信参入事業者
  4-3-1 セブン&アイ・ホールディングス
  4-3-2 アサヒビール
  4-3-3 イオン
  4-3-4 MVNO

5 市場成長性

6 インプリケーション
 6-1 通信キャリア
 6-2 デバイスベンダー
 6-3 ネットワーク機器ベンダー/エンジニアリング

図表目次

図目次
[図 1-1] Global Mobile Data Traffic(2011-2016年)
[図 1-2] 増加し続ける日本のモバイルトラフィック量
[図 1-3] 急増する日本スマートフォン市場(2011年-2012年)
[図 1-4] トラフィック対策分類
[図 1-5] 新技術の基地局のイメージ
[図 1-6] ユーザー視点のオフロード戦略
[図 1-7] High Capacity RNC
[図 1-8] 韓国SKテレコムのHeterogeneous Network
[図 1-9] 韓国KTのLTE超過データプラン(オプション)
[図 2-1] トラフィック関連事業のバリューチェーン
[図 3-1] トラフィック対策ロードマップ
[図 4-1] NTTドコモのパケット交換機処理能力総点検
[図 4-2] au Wi-Fi SPOTによるオフロード利用
[図 4-3] ソフトバンクモバイル基地局設置推移(2010年3月-2011年9月)
[図 4-4] セブン&アイとNTT東日本の買い物支援サービス
[図 4-5] ヨドバシSIMの月額料金
[図 5-1] 日本トラフィック対策市場規模予測(2012-2016年)


表目次
[表 1-1] 主要キャリアの最近の通信障害
[表 1-2] オフロード先の各種3.9Gサービス
[表 1-3] 日本におけるWi-Fiサービスのアクセスポイント数(2012年1月現在)
[表 1-4] 日本国内主要キャリアの速度制限
[表 1-5] AT&T データプラン
[表 6-1] トラフィック対策におけるユーザー依存度
 

 

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