市場別の移動体通信市場の予測 日本携帯電話市場の予測
2008年度の分析・2009~2012年度の市場予測



■出版社
ROAグループ社
■出版日
2009年11月
■ハードコピー
¥ 189,000
■電子媒体
¥ 220,500
■ハードコピー
+ 電子媒体
¥ 223,650
■ページ数
82ページ
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レポート目次

本レポートの紹介

2008年度は復調の兆しが見えてきたNTTドコモと、急成長を遂げたイー・モバイルの動きが目立った年であった。キャリアの収益を圧迫する要因となっている音声ARPUの下落の一方で、データARPUは年平均6%の勢いで上昇している。2009年度も後半に差し掛かる中、各社とも3.9G導入に向けたビジョンが少しずつ固まりつつあり、既存技術である3Gや3.5Gサービスと併行しながら、今後各キャリアがどのように新技術へと切り替えていくかに注目が集まってきている。 このような状況の中で起こる様々なイベントや事象を考慮し、ROA Groupでは2012年度末の移動体通信加入者が1億2,500万件に達し、2005年度から2012年度までのCAGR(年平均成長率)が3.92%になると予測した。本レポートは、ROA Group独自の国別予測方法を用い、2009年度から2012年度までの移動体通信市場についての予測を行っている。

※レポートに記載している図表の元データは、エクセルでご覧いただけます。(一部除く)

レポートサマリー

エグゼクティブサマリー

レポート・ガイドライン

移動体通信市場の予測(2009~2012年度)

2008年度は、復調の兆しが見えてきたNTTドコモと、急成長を遂げたイー・モバイルの動きが目立った年であった。2009年度も後半に差し掛かり、各社とも3.9G導入に向けたビジョンが少しずつ固まりつつある。今後既存技術である3Gや3.5Gサービスと併行しながら、各キャリアがどのように新技術へと切り替えていくかに注目が集まってきている。

2006年10月に始まったMNP(Mobile Number Portability)前後において「ひとり勝ち」を謳歌していたKDDI、2007年1月に月額980円で1時から21時まで加入者間通話が無料(定額)になるという「ホワイトプラン」や話題性のある端末で一躍注目を集めたソフトバンク、そして2008年度においては地道にこれまでの改善点を克服してきたNTTドコモと、音声サービス参入や得意の割賦販売方式で勢いに乗るイー・モバイルが台頭してきた。

すでに飽和状態といっても過言ではない日本市場においては、今後2台目需要が中心になっていくと考えられる。競争はさらに激しくなり、ソフトバンクの低価格路線が引き金となって、各キャリアによる利用料金の引き下げ合戦が始まっている。音声ARPUは04年度から08年度にかけて年平均12%のスピードで下落を続け、キャリアの収益を圧迫する要因となっている。その一方で音声ARPUの下落分を吸収する程ではないが、データ通信の利用が急速に拡大しつつあり、データARPUは年平均6%の勢いで上昇している。

こうした中、データ通信の利用をさらに促進する要素としてLTEを含む次世代通信への動きが具体化してきた。NTTドコモは、世界の多くのキャリアが採用すると見られるLTEを世界に先駆けて2010年12月を目標に商用化する方針である。KDDIは出資会社のUQコミュニケーションズを通じて2009年7月よりモバイルWIMAXサービスを開始しており、またLTEに関しても2012年より開始する予定である。ソフトバンクとイー・モバイルも2012年頃を目処にLTEを開始する予定だが、その前段階として導入が比較的容易であるDC-HSPAというHSPAベースの高速サービスを展開することを表明している。ウィルコムについては2009年10月より次世代PHSサービスを開始している。

端末に関しては2008年7月にソフトバンクがiPhone3Gを発売したことで一躍脚光を浴び、その後2009年7月にはNTTドコモがAndroid携帯を投入するなどタッチパネル型スマートフォンが急激に普及した。またオープンプラットフォームの端末が急速に広まったことにより、日本特有の垂直統合型モデルに少なからず影響を与え始めたと見受けられる。

このような状況の中で起こる様々なイベントや事象を考慮し、ROA Groupでは2012年度末の移動体通信加入者が1億2,500万件に達し、2005年度から2012年度までのCAGR(年平均成長率)が3.92%になると予測した。

[図] 日本の携帯電話加入件数の成長予測(2005~2012年度)

Source: 実績:TCA、予測:ROA Group Analysis

【調査範囲】

本レポートでは日本市場の決算期に準じて、2008年4月~2009年9月の1年半のイベントを対象とする。この期間における日本移動体通信市場の各キャリアのイベントやトピックをカテゴリー別にまとめ、キャリアの動向と特色について分析している。また、2001年度から現在までの日本移動体通信市場の概要や実績の分析と、さらに我々が考えうる日本市場の経済、規制環境、関連プレイヤーの動向、また人々のライフスタイルなどを含む将来的なイベントを考慮し、2012年度までの市場予測を行っている。

【調査方法】

本レポートは、ROA Group独自の国別予測方法を用い、2009年度から2012年度までの移動体通信市場についての予測を行っている。またこの予測は、移動体通信市場におけるキープレイヤーであるキャリア(新規参入事業者を含む)についての基本調査(Primary&Secondary)と、ROA Groupの社内レポートや蓄積されたノウハウに基づいて行われている。

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目次

1. エグゼクティブサマリー


1 概略
1-1 2008年度のマーケットダイナミクス
1-1-1 ネットワーク
1-1-2 プラットフォーム
1-1-3 コンテンツ
1-1-4 端末
1-1-5 国内外事業展開&戦略的アライアンス

2 移動体通信市場の予測
2-1 2008年度の市場分析
2-1-1 過去(2005~2007年度):全盛期を終えたKDDIとソフトバンクの躍進
2-1-2 現在(2008年4月~2009年9月): 3.9Gにむけた5社の動きについて
2-1-3 今後:3.9G移行期における戦略と4Gに向けたビジョン
2-2 2005~2012年の市場予測
2-2-1 日本における携帯電話加入件数の成長予測 (2005~2012年度)
2-2-2 日本におけるネットワーク別携帯電話加入件数 (2005~2012年度)
2-2-3 日本における携帯電話解約率の予測 (2005~2012年度)
2-2-4 日本の携帯電話市場の音声及びデータ通信別の市場予測 (2005~2012年度)
2-2-4-1 日本の携帯電話市場における音声及びデータARPU (2005~2012年度)
2-2-4-2 日本の携帯電話市場における音声及びデータからの収益予測(2005~2012年度)
2-2-5 日本の携帯電話市場の設備投資額予測 (2005~2012年度)

3 マーケットダイナミクス
3-1 2008年度のレビュー
3-1-1 NTTドコモのレビュー
3-1-1-1 ネットワーク
3-1-1-2 プラットフォーム
3-1-1-3 コンテンツ
3-1-1-4 端末
3-1-1-5 戦略的アライアンス&海外事業展開
3-1-2 KDDIのレビュー
3-1-2-1 ネットワーク
3-1-2-2 プラットフォーム
3-1-2-3 コンテンツ
3-1-2-4 端末
3-1-2-5 戦略的アライアンス&海外事業展開
3-1-3 ソフトバンクモバイルのレビュー
3-1-3-1 ネットワーク
3-1-3-2 プラットフォーム
3-1-3-3 コンテンツ
3-1-3-4 端末
3-1-3-5 戦略的アライアンス&海外事業展開
3-1-4 イー・モバイルのレビュー
3-1-4-1 ネットワーク
3-1-4-2 プラットフォーム
3-1-4-3 コンテンツ
3-1-4-4 端末
3-1-4-5 戦略的アライアンス&海外事業展開
3-1-5 ウィルコムのレビュー
3-1-5-1 ネットワーク
3-1-5-2 プラットフォーム
3-1-5-3 コンテンツ
3-1-5-4 端末
3-1-5-5 戦略的アライアンス&海外事業展開

4 結論
4-1 キャリア大手3社の優勢領域
4-1-1 NTTドコモ
4-1-2 KDDI
4-1-3 ソフトバンク
4-2 現在から将来にかけてのキャリア間の競争分野
4-2-1 次世代ネットワークを活用したデータサービス
4-2-2 オープンプラットフォーム化における端末やコンテンツの差別化
4-2-3 FMC戦略

Appendix
1.キャリア5社の主要イベント(2009年4月~9月)
2.主要要因創出のための方法論及び仮定

図表目次

表目次

[表2-1] 2008年度(2009年3月)実績及び2009年度(2010年3月)の日本移動体市場予測
[表3-1] 2008年度のマーケットダイナミクス - NTTドコモ
[表3-2] 2008年度のマーケットダイナミクス - KDDI
[表3-3] KDDIのサービスコンテンツ
[表3-4] 2008年度のマーケットダイナミクス - ソフトバンクモバイル
[表3-5] 2008年度のマーケットダイナミクス - イー・モバイル
[表3-6] 2008年度のマーケットダイナミクス - ウィルコム
[表4-1] 2009~2012年度のマーケットダイナミクス - 概要
[表4-2] キャリア5社の優勢領域別の比率分析


図目次

[図2-1] 日本の携帯電話加入件数の成長予測(2005~2012年度)
[図2-2] 日本のネットワーク別携帯電話加入件数予測(2005~2012年度)
[図2-3] 日本の携帯電話解約率予測(2005~2012年度)
[図2-4] 日本の携帯電話市場における音声及びデータARPU予測(2005~2012年度)
[図2-5] 日本の携帯電話市場における音声及びデータからの収益予測(2005~2012年度)
[図2-6] 日本携帯電話市場の各社設備投資額予測(2005~2012年度)


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